おすすめのオフィスコンビニのサービス一覧!仕組みから導入メリットも解説

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    業務時間の効率化と従業員満足度向上の両方を叶える「オフィスコンビニ」が注目を集めています。本記事では、オフィスコンビニのシステムや導入のメリットを解説した上で、実際のサービスをくわしく紹介していきます。

    オフィスコンビニ型の社食の導入増加中!  1品100円※で、24時間いつでも食事を提供できる「置き型社食︎」のオフィスおかん。  普段の食事補助だけでなく、人材定着、従業員満足度向上などの目的で全国で導入されています。    ※100円は想定利用価格です。 ※「置き型社食︎」は株式会社OKANの登録商標です。   「オフィスおかん」の詳細をみる

    オフィスコンビニとは

    オフィスコンビニとは、おにぎりやサンドイッチなどの軽食や飲み物、お菓子などがオフィス内で24時間好きなときに購入できる無人の販売所のことです。

    専用の冷蔵庫やケース、自販機をオフィスに設置することで、従業員が手軽に商品を購入できます。日用品などが購入できるサービスもあり、オフィス内のミニコンビニのような役割を担ってくれます。
    では、具体的なオフィスコンビニの特徴を見ていきましょう。

    オフィスコンビニの特徴

    福利厚生として導入できる

    オフィスコンビニは、福利厚生費の条件内であれば、福利厚生サービスとして導入することができます。

    全従業員が24時間いつでも利用でき、店頭よりもお得に購入できる場合もあるため、どんな雇用形態の従業員でも利用しやすい福利厚生です。リラクゼーション施設などのハコモノ型福利厚生と比べて導入しやすいところも特徴です。

    24時間いつでも手軽に購入可能

    オフィスコンビニを導入すると、わざわざ外出して買いに行く手間が省け、従業員の好きな時間帯に必要なものを購入可能です。また、従業員の好きなものをまとめてオーダーすることができるサービスもあり、より従業員が欲しいものを取り揃えて提供できます。

    オフィスコンビニが注目を集める理由

    オフィスコンビニが人気になった背景として、「働き方改革」や「健康経営®︎」が挙げられます。

    時間外労働の上限規制やワークライフバランスなどにより効率的な働き方が求められ、従業員の心身の健康への配慮にさまざまな企業が取り組んでいます。オフィスコンビニがあることで、従業員間の偶発的なコミュニケーションが促進されることも導入するきっかけの一つとなっています。

    何を改善・向上させていきたいかは企業によって異なります。栄養バランスの偏った食事をしがちな従業員のため、また休憩時間を効率的に使えるようにするためなど、あらゆる期待に応えられることからも、注目を集めているといえます。

    ※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

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    オフィスコンビニの仕組み

    オフィスにいながらドリンクや軽食などを購入できるオフィスコンビニは、大手コンビニ企業が事業に参入するなど、盛り上がりを見せています。

    オフィスコンビニの仕組みは簡単です。ドリンクやスナック類などが入った専用の冷蔵庫やケースが設置され、従業員はお金を払って商品を購入します。サービス提供側は定期的にオフィスを訪れ、商品を補充、代金を回収していきます。また、自販機タイプであれば、飲み物の自販機と同じような感覚で食事やお菓子を購入できます。

    大手コンビニ企業が提供する、まさに「コンビニ」のような品揃えのサービスもあれば、サラダやスムージー、お惣菜などの軽食を購入できるなどのサービスもあり、特色はそれぞれです。どのサービスを選ぶかは、自社の従業員のニーズをヒアリングしてみることをオススメします。

    オフィスコンビニ導入のメリット

    オフィスコンビニの導入によって得られる、さまざまなメリットを紹介します。

    オフィスの感染症対策に繋がる

    外食やコンビニに立ち寄ることは、新型コロナウイルスや、インフルエンザなどの感染リスクを高めることに繋がります。

    オフィスコンビニを導入することで、外出せず暖かい食事をとることが社内で完結できます。「外出は避けてほしいけれど、休憩時間には従業員にリフレッシュしてもらいたい」という状況にうってつけと言えるでしょう。

    従業員の食事支援

    シフト制など、不規則な休憩時間となる勤務形態の場合は、昼食を取りたい時間帯には飲食店が閉まっていることもあるでしょう。また、「朝ごはん、夜ごはんもオフィスでとりたい」という従業員もいるかもしれません。

    オフィスコンビニを利用すれば、好きな時間に食事をとることができるため、食環境の不便さや勤務体系による不平等を解消できることに繋がります。導入するサービスによってはヘルシーな食事を提供できるので、従業員の健康にも気を配れます。

    休憩時間の効率化

    近くに買い物のできるお店がないオフィスの場合、わざわざ出社前にコンビニに行ったり、貴重な休憩時間を移動にあてる必要があり、従業員にとって大きな負担になります。

    自分の業務のキリが良いところでオフィス内で買い物ができるため、従業員の自由時間が増え、効率的に休憩時間を使えるようになります。ひいては、従業員の満足度向上も期待できるでしょう。

    繁忙期支援

    繁忙期の有無は業種によって異なりますが、休憩時間に食事を買いに行く時間がなかったり、飲み物を追加で買いに行こうと思っても業務が逼迫していて難しいという場合も少なからずあります。

    そんなときにオフィスコンビニがあれば、ちょっとしたタイミングに買うことができるため、業務の合間時間を効率的に使うことができます。また、繫忙期で残業が多くなってしまった場合にも24時間いつでも購入できるというメリットは、従業員にとって大きな力となります。

    採用力アップ

    オフィスコンビニを導入することは、社内での満足度だけではなく、新卒者や転職者など、外部から見た企業からの印象にも影響を及ぼします。

    優秀な人材を確保するのが困難になるなか、福利厚生が充実していることは大きな武器のひとつとなります。新卒者や転職者には「従業員を大事にしている企業だ」という印象を与えることができ、採用力アップにも貢献してくれるでしょう。

    災害時の備蓄として活用

    オフィスコンビニで貸与される自販機や冷蔵庫は、停電時にも使用できるものが多くあります。自然災害や悪天候でやむなくオフィス内にとどまらなければならない際の備蓄として、オフィスコンビニの飲み物やお菓子、パンなどを活用できます。

    オフィスコンビニ導入の注意点

    ここでは、オフィスコンビニを導入するうえで注意しなければならないポイントを解説していきます。

    利用可能エリアの範囲

    オフィスコンビニを導入する際、そのサービスの利用できるエリアに注意しましょう。

    東京23区内は提供エリアであることが多い一方、その他エリアへの展開をしているサービスであるか否かは必ず確かめる必要があります。自社に合ったサービスだと思っても、提供エリア外だった場合、無駄足になってしまうことも。

    サービスの提供エリアのチェックは欠かさないようにしましょう。

    従業員の健康状態に与える影響

    オフィスコンビニは便利なサービスであることは間違いないですが、商品のラインナップによっては栄養バランスの偏りや糖分の過剰摂取などの問題も考えられます。

    また、移動距離も短くなったことで消費エネルギーも減少するため、高カロリーの食べ物ばかりだと肥満リスクも高まってしまいます。従業員の健康維持を意識してサービスを検討してみることも大切な視点です。

    利用ルールの周知

    決済方法によっては、未払いで商品を取ってしまう可能性もゼロとは言えません。電子決済を採用しているサービスであれば防げる問題ですが、現金集金のみで運用する場合は注意する必要があります。

    また、オフィスコンビニに置ける商品数は限られているため、一人あたりの上限個数などのルールを決め周知を行うなどの準備は必須となるといえます。万が一トラブルが起きたときの対処方法も合わせて考えておきましょう。

    オフィスコンビニ選定時の3つのチェックポイント

    ではここで、オフィスコンビニを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを紹介します。導入検討の参考にしてみてください。

    導入後に飽きがこないか

    オフィスコンビニは、提供される商品の種類はサービスによってさまざまです。店頭で買うよりも商品の数やバリエーションは限られるため、「飽きないか」という視点は非常に重要です。

    例えば、月ごと、季節ごとに商品のラインナップが変わるなど従業員が飽きない工夫がされているかを確認し、導入後も継続利用してもらえるようなサービスを選択しましょう。

    決済方法の種類があるか

    オフィスコンビニの決済方法には、現金、電子マネー(交通系含む)、バーコード決済などの種類があります。

    導入の前に、従業員が購入する際に最も利用しやすい決済方法のアンケートを取っておくと良いかもしれません。また、現金の場合は集金の手間や収支のチェックなどが必要になるため、総務担当者との相談も必要となりそうです。

    運用担当者の負担が少ないか

    オフィスコンビニに限らず、新たに従業員向けのサービスを導入する際には、運用担当者が必要となります。

    普段の業務に加えて運用の手間が増えることを前提に、できるだけ手間が少ないサービスを選ぶのもポイントとなります。従業員のニーズと運用担当者の負担とのバランスを考えながら導入の検討を行いましょう。

    厳選!オフィスコンビニおすすめサービス8選

    オフィスコンビニのサービスは数多くありますが、その中から厳選してご紹介します。導入の際に気になる費用や利用条件、対応エリアも合わせてチェックしてみてください。

    オフィスおかん|美味しいお惣菜を提供

    置き型社食®︎の「オフィスおかん」は、貸与される専用の冷蔵庫や自動販売機から、お惣菜やパックのごはん、スープなどを1品100円※で購入できるサービスです。

    提供するお惣菜は、管理栄養士が監修*し、製造パートナー企業と開発した商品や、調達パートナー企業と選定した商品です。主食・主菜・副菜をバランスよく摂るためのラインナップを基本に、定番商品・季節商品を組み合わせて毎月約20種類の商品をご提供しています。

    *レシピ等の内容や商品の選定の監督・指示を行うこと

    【対応エリア】
    全国対応。首都圏エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の主要都市)は、専用スタッフがお届けおよび管理を代行し、その他のエリアはクール便でお届けします。 ※首都圏エリアは離島を除く

    ※「置き型社食®︎」は株式会社OKANの登録商標です。
    ※100円は想定利用価格です。

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    おふぃすこんびに|圧倒的な商品数とお手軽さを兼ね備える

    「おふぃすこんびに」は、無料貸し出しされた冷蔵庫に、コンビニ並のさまざまな種類の商品を取り揃えたオフィスコンビニサービスです。商品ラインナップが多様で、ドリンクやお菓子、フードなど様々な商品が並びます。

    二次元バーコード決済を導入しているので、キャッシュレス派にも使いやすいのが嬉しいところです。

    【対応エリア】
    東京23区、神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・奈良県の一部地域

    (株式会社スリーピース「おふぃすこんびに | 冷蔵庫設置無料でオフィスにドリンクやお菓子を(https://www.office-conveni.com/)」、参照日:2023/9/7)

    ミニストップポケット|場所に合わせた設置ユニットを提供

    「ミニストップポケット」は、大手コンビニのミニストップの手がけるオフィスコンビニサービスです。利用人数などに合わせて、商品設備の大きさを選ぶことが可能です。

    大きな特徴は、決済方法が完全キャッシュレス対応であることです。交通系ICカードや、大手モバイル二次元バーコード決済、WAONカードなどを使用できるので、オフィス内での買い物も持ち物はスマートフォンだけと気軽に利用できます。

    (ミニストップ株式会社「オフィスコンビニ『ミニストップポケット』(https://mspocket.ministop-fc.com/mspocket/)」『ミニストップポケット』、参照日:2023/9/7)

    無人コンビニ600|導入場所に応じたコンテンツが選べる

    「Store600」は、オフィスのほかマンションなどでも利用されている無人コンビニサービスです。決済方法はクレジットカードで行うため、従業員や入居者は小銭を持ち歩く必要がありません。

    (参照:600株式会社「Store600(https://600.jp/store600)」『無人ストア600|600株式会社』、参照日:2023/9/7)

    オフィスファミマ|ファミマのおいしさをオフィスで

    「オフィスファミマ」は、オフィスでスナックやカップ麺、日用品が購入できるサービスです。お菓子を買うコンビニが近くにない地域でも、コンビニに行って買い物する楽しさと利便性を味わえるとして人気です。

    商品はお菓子だけでなく、カップ麺や日用品など150種類のラインナップから選べるのも魅力の一つとなっています。365日コールセンターが稼働しており、お金も回収してもらえるなど、アフターフォローも充実しています。新商品も随時提供されるので、週に1回程度ある商品補充が楽しみになりそうです。

    【対応エリア】
    東京都内23区 (一部配送外エリアあり)、川崎、横浜

    (参照:株式会社ファミリーマート「オフィスファミマ(https://www.family.co.jp/company/officefamima.html)」『ファミリーマート公式ウェブサイト』、参照日:2023/9/7)

    セブン自販機|日々の販売状況を分析したセブンオリジナルの品揃え

    セブンイレブンの提供する「セブン自販機」は、おにぎりやサンドイッチ、パンなど品質・鮮度管理されたセブンイレブンのオリジナル商品を購入できる自販機です。

    品揃えは相談の上カスタマイズが可能です。自動販売機のメンテナンスはすべてセブンイレブンにおまかせできるので、設置後も管理に手間がかかりません。

    (参照:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン「セブン自販機(https://www.sej.co.jp/sej_case/jihanki/)」『セブン‐イレブン~近くて便利~』、参照日:2023/9/6)

    オフィスオアシス|缶コーヒーやミネラルウォーターが60円から

    「オフィスオアシス」は阪神酒販株式会社の運営するオフィスコンビニで、缶コーヒーやミネラルウォーターがなんと60円から購入できます。

    低価格なドリンク類が特徴ですが、従業員の健康に配慮したヘルシーなラインナップもあり、ニーズに合わせて商品の内容を提案してもらえます。

    【対応エリア】
    東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・大阪府・兵庫県の一部エリア

    (参照:阪神酒販株式会社「オフィスのコンビニ、オフィスオアシス(https://officeoasis.jp/)」、参照日:2023/9/7)

    Drink&Snack|必要なものは電源のみのラクラク導入

    「Drink&Snack」は、格安ドリンクやお菓子、カップ麺などを設置し、利用した分だけ支払うセルフの販売サービスです。

    一般の自販機と異なり、各メーカーの人気の商品から自由に選べるため、欲しいものを好きなだけカスタマイズが可能です。また、ドリンク、フード類の入れ替え・メンテナンスを全て請け負ってもらえるため、負担が少ないところも大きな魅力です。

    【対応エリア】
    東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県の一部地域

    (参照:レップ・グローバルネットワーク株式会社「オフィスのドリンク 置き菓子コンビニ | 冷蔵庫型自販機50円から(http://oc-tokyoeast.com/)」、参照日:2023/9/7)

    【番外編】設置型おすすめサービス2選

    ここでは番外編として、オフィスコンビニとは別の設置型おすすめサービスを紹介します。

    オフィスグリコ|ちょっとした小腹を満たす定番サービス

    オフィス設定型サービスの定番ともいえるのが「オフィスグリコ」です。グリコ商品の提供カテゴリはお菓子、軽食、ドリンク、アイスなど様々な商品で、ビスコなど親しみのある商品もあります。

    商品を設置するスペースも小規模なので、まずは気軽にオフィス設置型サービスを試してみたい企業には取り入れやすいのではないでしょうか。

    【対応エリア】
    東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府・兵庫県・京都府・広島県・福岡県の一部エリア

    (参照:江崎グリコ株式会社「オフィスグリコ(https://www.glico.com/jp/shopservice/officeglico/)」『オフィスグリコ | 【公式】江崎グリコ(Glico)』、参照日:2023/9/7)

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    パンフォーユーオフィス|焼きたてパンをオフィスでいつでも

    パンの個人向けサブスクサービス「パンスク」などを展開する株式会社パンフォーユーが展開しているのは、オフィス向けの置きパンサービスである「パンフォーユーオフィス」です。

    各地のベーカリーの焼きたてパンをオフィスでも味わえる工夫がされているのが特徴で、保管する冷凍庫も貸与されます。パンの種類も豊富で、手軽に食の福利厚生を推進するにはもってこいと言えるでしょう。

    (参照:株式会社パンフォーユー「福利厚生サービス パンフォーユーオフィス | 株式会社パンフォーユー(https://panforyou.jp/office/)」、参照日:2023/9/7)

    自社のニーズに合わせたサービスで従業員満足度向上を目指そう

    オフィスコンビニは、サービスによって提供される商品や導入して期待できる効果もさまざまです。

    健康志向の社員が多い場合はヘルシー食を手軽に取れるサービス、朝活がさかんなのであればパンやおにぎり、スムージーのサービスというように、自社のカルチャーや従業員層に合わせて、適切なサービスを導入すると良いシナジーが生まれそうです。

    いつでも食事を提供  置き型社食︎のオフィスおかんは、47都道府県で導入済みです。  ※「置き型社食︎」は株式会社OKANの登録商標です。 ※2022年12月時点の累積導入実績   オフィスおかんのサービスを詳しくみる