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業務効率化

マインドフルネスは社員のストレス軽減になる?相乗効果を高める習慣も紹介

業務効率化


業務効率を上げるためには、集中力を高めたりストレスを解消したりする意識が重要です。そのため、マインドフルネスを社内教育や新人研修に取り入れる企業が増えてきています。経営者は企業を健全に成長させるため、社員の心について考えてみましょう。この記事では、注目のマインドフルネスについて概要や効果を解説していきます。

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マインドフルネスの意味

さまざまな意味でマインドフルネスという言葉は使用されています。世間でもっとも共通している定義としては、「”今ここ”にただ集中している心のあり方」だといえるでしょう。余計な考えを一切持たず、リラックス状態にある心を指します。そして、処理するべき情報に対して純粋に集中力を発揮している時間です。マインドフルネスに到達すると、神経や感覚は研ぎ澄まされているにもかかわらず、無理をしているとも感じません。そのため、ストレスを覚えることなく精神的な負担が軽減されます。その結果、自分のポテンシャルを最大限に引き出し、仕事や運動などで高いパフォーマンスを発揮できるのです。

マインドフルネスに似た概念として「ゾーン」があります。スポーツ界でよく使われる言葉であり、穏やかな気持ちで潜在能力がフル活動している境地です。トップアスリートたちが驚異的な運動能力を見せるとき、多くはゾーンに入っています。彼らは運動能力と同じく精神もトレーニングによって鍛えているので、ある程度は意識してゾーンに突入可能です。マインドフルネスもゾーンと同じく、本人の心がけ次第で到達しやすくなる感覚だといえるでしょう。

マインドフルネスのやり方

実際にマインドフルネスを実行に移す際、正しい手順があります。押さえるべき段階は3つであり、それぞれにしっかりした意味があります。以下、それぞれの段階について説明していきます。

呼吸に集中する

マインドフルネスの基本は「今ここに意識を持つ」状態です。意識が「ここ」以外の要素に散らかってしまうと、集中力は得られません。しかし、「集中しよう」と強く願えば願うほど、逆にリラックスからは遠ざかっていきます。マインドフルネスにいたるまでにはまず、緊張を解きほぐすことが大切です。

そのため、マインドフルネスでは最初に「呼吸」を重視しています。穏やかで正しい呼吸法を身につければ、正しくリラックス状態へと辿り着きやすくなるからです。まず、軽く目を閉じて椅子に座りましょう。このとき、背骨を立てるように心がけます。そして、腹式呼吸を繰り返して行いましょう。所要時間は短くて1分、長くて15分程度です。長い手間にはならないので、出社してすぐの時間帯や仕事中にも取り入れられます。

体をほぐす

呼吸に集中しながら、「体をほぐす」こともマインドフルネスのコツです。息を吸ったり吐いたりしている最中、足に意識を向けてみましょう。そして、足裏やつま先、足全体の筋肉がほぐれていく様子を想像します。しばらく続けてから徐々に、膝から下、膝から上と意識を向けるパーツを体の上にしていきましょう。それぞれのパーツがほぐれていくことをしっかりイメージします。最終的に、下半身全体がほぐれるのを想像して、この段階は完了です。所要時間は5分ほどでいいものの、30分ほど続けるケースもあります。呼吸とイメージの相乗効果により、マインドフルネスへと大きく前進可能です。

感情をコントロールする

マインドフルネスのためには、自分の内面と向き合わなくてはいけません。呼吸を続けながら心に深くもぐっていきましょう。心の中は1個の要素だけで占められているわけではなく、さまざまな感情や記憶が渦巻いています。そして、体の感覚と感情は密接に結びついているのです。リラックスできそうな部分は落ち着けたうえで、できない部分があれば集中してみます。

たとえば、腹部にモヤモヤした怒りを感じるなら、「そこに気がついた自分の視点はどこにあるのだろう」と内面を見渡しましょう。負の感情に、「それを意識している視点」を重ね合わせて自分の全体像をふかんしていきます。この段階は5~45分ほどかかります。感情がコントロールできるようになれば、マインドフルネスへと辿り着くことが可能です。

マインドフルネスの効果

何のためにマインドフルネスを実践するのか、自覚することでモチベーションは上がります。会社で行う場合は社員と目的を共有するようにしましょう。マインドフルネスによって期待される効果について見ていきます。

集中力が増す

もっとも大きな効果は「集中力が増す」ことでしょう。日々の集中力を阻害しているのは雑念です。仕事に向き合いたくても、別の思考や感情が入り込んでしまうから集中できず、作業精度は下がってしまいます。マインドフルネスはあらゆる雑念を解放する行為です。最初はなかなか雑念が消えなくても、トレーニングを繰り返すうちに集中力は高められていきます。

そして、さらにトレーニングを続けると集中力をコントロールできるようになるのがマインドフルネスです。疲労がたまっているとき、プライベートで嫌なことがあったときなどにもスイッチを切り替え、やるべき仕事に対じできます。環境や人間関係に惑わされず、作業効率を高められるでしょう。

ストレスが解消される

会社で働く以上、ストレスは避けられない問題です。マインドフルネスはストレス解消をサポートしてくれるでしょう。なぜなら、マインドフルネスによって雑念から解放されるからです。誰かに嫌なことをいわれたり、仕事が忙しかったりしても精神を乱さずにいられます。

会社におけるストレスフルな状況の代表例として「情報過多」「人間関係」なども挙げられます。処理しなくてはいけない作業が多く、優先順位がつけられなくなっていくのは精神的に苦痛です。また、決して相性のいいわけではない人間と同じ空間を過ごすのも煩わしく感じるでしょう。しかし、それらの状況をふかんして観察していくことにより、心身の緊張は緩和されてリラックス状態へといたれます。

他者への思いやりが深まる

マインドフルネスは他者への思いやりを育んでくれます。そして、思いやりのある会社は生産性にもつながるでしょう。なぜなら、同僚への敬意を持てるようになるので、自分の心を客観視しやすくなるからです。冷静に他者と自分を比較し、価値観や感情、思考を分析していけば「心のクセ」が見えてきます。自分の感情がどのようなときに動かされるのかを理解でき、負の感情すらもコントロール可能となるでしょう。

さらに、自分と他者の違いを無理なく受け入れられるようになれば、無駄ないさかいがなくなります。意見の違いも冷静に対処できるため、話し合いもスムーズです。結果的に職場の雰囲気はよくなり、社員同士のコミュニケーションが円滑化します。

業務遂行能力が高まる

職場では「業務遂行能力」も不可欠です。不測の事態にも冷静に対処し、仕事をスケジュール通りに進めていく能力が社会人には求められています。そして、マインドフルネスは業務遂行能力を高めることも可能です。マインドフルネスは負の感情に支配されず、リラックス状態を保ってくれます。そのため、仕事でも目の前のシチュエーションを客観的に把握し、整理できるようになるでしょう。

具体的には、やりとりをしている相手の機微を見逃さない洞察力、直観力などが発揮できます。斬新なアイデアを生み出すための創造力も磨かれます。これらの能力を活用すれば、インプットした情報を効率的にアウトプット可能です。臨機応変に与えられた役割を果たせるようになります。

よく眠れるようになる

社会人の悩みのひとつである「睡眠不足」についても、マインドフルネスは解消してくれることがあります。そもそも社会人は生活が不規則になりやすく、布団に入っても脳が興奮していて寝つけないケースが少なくありません。また、仕事が忙しくなると睡眠時間も削られてきます。短い時間でぐっすり眠るための工夫が非常に重要です。

マインドフルネスでは、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。そうすると、体がリラックスして眠りに入りやすくなります。しかも眠りそのものも深くなるので、効率的に心身の疲労を回復可能です。リフレッシュした状態で朝を迎えられるので、仕事にもいい影響を及ぼすでしょう。

体調が改善する

マインドフルネスは体調にも影響します。交感神経の働きは体と大きく関係しているからです。たとえば、疲労が原因で発生する仕事中のめまいなどを予防できるでしょう。さらに、マインドフルネスは筋肉をほぐしてくれるので、背中や足などの特定部位に感じていた痛みが軽減されます。マインドフルネスがうまくいくと、痛みを緩和することも不可能ではありません。

そのほか、負の感情が原因で感じていた痛みも消えていきます。激しい怒りを抱いていると、人は胸に強烈な痛みを覚えることがあります。上司や先輩などに対する怒りの原因が消えなくても、自分の心をコントロールすれば体調も回復するでしょう。

マインドフルネスを導入している企業

実際にマインドフルネスを社員のストレス対策やリーダー育成教育に利用している企業は少なくありません。時代とともに、ストレスの要因は増えていく一方です。社員の健康的な生活を守るためには、マインドフルネスが対策のひとつとなりえます。最初にマインドフルネスへと反応したのは、グーグルやフェイスブック、インテル、マイクロソフトといった、アメリカのIT系先進企業でした。中でも、アップルの創業者スティーブ・ジョブズが精神世界にも詳しかったのは有名です。また、セールスフォースCEOのマーク・ベニオフも自らがマインドフルネスを実践していました。世界的なカリスマ経営者にとって、内面のコントロールは無視できないテーマだったからです。

そして、海外を参考にして、日本でも大手企業がマインドフルネスを取り入れ始ました。Yahoo!などが社風に合わせた取り組みを実施しています。IT企業がマインドフルネスの導入に積極的なのは、仕事が激務である点が理由に挙げられます。同じ理由で金融関係の企業もマインドフルネスに注目し始めました。これらの業界は、膨大な情報量と向き合いながら客観性を保ち続けなくてはいけません。つまり、社員がストレスを抱えやすい条件がそろっています。社員のメンタルケアを考える過程で、自然とマンドフルネスの研究が進んだのだといえるでしょう。

相乗効果を高めるために取り入れたい生活習慣

マインドフルネスの効果を高めるには、生活習慣も見直してみましょう。きびしいルールを強制しなくても、日常のちょっとしたポイントに気を配ればマインドフルネスとの相乗効果を期待できます。

食事をよく味わって食べる

簡単なことのようで「食事をよく味わう」ことを実践できている人は少ないでしょう。特に、過密スケジュールの中で仕事をしていると、食事の時間さえあわただしくなります。食事本来の幸せを感じられないまま、ただ食べ物を流し込んでいるだけでは満足を得られません。それに、テレビやスマホ、本など余計なものと一緒に食事をするのも厳禁です。食事をするときは、目の前の料理にだけ集中できる環境を整えましょう。

食事とは、味覚だけでなく視覚や嗅覚など五感のすべてを使って料理を味わう時間です。また、ともに食事を楽しんでいる相手との空気を満喫することでも、リラックス状態を覚えられます。つまり、食事は単なる栄養補給ではなくマインドフルネスの時間でもあるのです。どれほど忙しくても食事にはしっかり集中するようにしましょう。負の感情を受け入れ、自分を客観視するために役立ちます。また、食事をするシチュエーションも大切です。雑然としたデスクの上で食事をしても、気分はなかなか切り替わりません。同じお弁当を食べるにしても、食堂など、料理にだけ集中できる場所へと移動しましょう。そして、仕事や人間関係の悩みは考えず、食事のことだけに向き合うようにします。

足裏の感覚を感じて歩く

「歩行」もマインドフルネスと関係のある運動です。ほとんどの人が毎日自分の足で移動をしているため、意識を変えるだけでもマインドフルネスには影響があります。まず、ただ歩くだけでなく足裏の感覚をしっかりと意識しましょう。感触や温度などを踏みしめながら歩みを進めていきます。また、歩行以外の運動の際にも同じように足裏への注意を向けます。足裏には体重やバランスが集中しているので、自分の動作を自覚するきっかけになりえるからです。足裏にどのような負担がかかっているかで、自分の動きのクセを把握できるでしょう。

足裏を意識しながら歩けるようになったら、今度は歩行時間を増やしていくことがコツです。散歩の時間を作るなどして、自分の動きと深く向き合ってみます。いい運動にもなるので一石二鳥の生活習慣といえるでしょう。

マインドフルネスにはメリットがたくさん!

呼吸や意識によって内面をコントロールするマインドフルネスは、手軽に実践できるので社内のメンタルケアにぴったりです。相乗効果のある生活習慣とともに導入して、社員の健康をサポートしていけば、業務効率化も目指せるでしょう。

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Writer 執筆者

おかんの給湯室編集部

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