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中小企業こそ取り組むべき健康経営!社内を巻き込み推進するポイントを専門家が解説

健康経営


中小企業だからこそ一人一人のパフォーマンスが重要であり、最終的には企業経営にも影響が出てきやすいです。一方で、健康を損なう社員が増えると、生産性低下や人材の定着に影響し、事業に大きなダメージを与えてしまいます。

経済産業省の進める健康経営優良法人認定2021年度版では中小規模企業向けに新冠「ブライト500」が新設されるなど、中小企業における健康経営の推進に期待が高まっています。

参考記事
【2021取得に向けて】健康経営優良法人とは?|メリット・申請方法認定基準を紹介

今回は、中小企業を専門に健康経営のコンサルティングに従事してきた株式会社カサマ 笠間氏のお話をもとに、中小企業が健康経営を進める上でのポイントを紹介します。

お話いただいた方

なぜ中小企業が健康経営に取り組むべきなのか

笠間氏「コロナ禍を経て、自身の体調管理をしっかり行うことの重要度が増しただけでなく、働き方も変化しました。」

転職に関する意識調査では、『今回のコロナ禍を経験して転職意向について変化があったか』の質問に対し、57%が転職に前向きであるという結果も出ています。

・非常に高まった 35%
・少し高まった 22%
・変わらない 36%
・少し低くなった 5%
・非常に低くなった 1%
・その他 1%

笠間氏「コロナ禍をきっかけに自分の仕事を見つめ直す人が増えていると言えるでしょう。この先、個人も会社も変革を求められる時期へ直面していると言えます。

この変化に対応するには、バイタリティが不可欠となります。1人で悩み込むのではなく、社内の結束力を強化させ、目の前の課題に集中することが重要です。その大前提は従業員が心身ともに健康であること。今こそ健康経営を始める時なのではないでしょうか。」

テレワークで露見した健康課題

また、コロナを経て急速に広まったテレワークによって、以下のような健康課題が目立つようになりました。

・コロナ太り
・首、肩、腰のコリ
・メンタル面の不調、漠然とした不安感

主な原因の一つに、通勤時間が無いことが挙げられます。

笠間氏「通勤の間に何気なくしているウォーキングは、集中力を高め、気分を高めるなどの作用があります。と言っても、では在宅勤務中に家の近所を1人で黙々と歩くことは難しいかもしれません。歩数を記録して共有し合い、従業員同士で楽しみながら取り組めるように促すことがおすすめです。」

コミュニケーション不足を解消するには?

フィジカルな健康課題だけでなく、仕事の不安やメンタル面での不調も目立っています。これは、コミュニケーション不足に起因すると考えられます。

企業が従業員のメンタルをケアする際に、仰々しい施策を行うのではなく、自然体で気遣いを実感できたり、同じ環境を共有することでコミュニケーションを増やすことが重要です。

最も簡単な例として、雑談をする場を作ることが挙げられます。

一つの例を紹介します。サイボウズ株式会社では、「制度」「ツール」「風土」をテレワークに必要な3つの要素としており、この中でも「風土」を1番重要なものだと考えています。そして、「周りが見える」=「風土」だととらえています。

そこで、いつでも入室できるテレビ会議室=「バーチャルラウンジ」を設定し、それをメンバーの予定表で共有しているそうです。

参考記事:在宅勤務は疲弊する?テレワークだからこその “つながる” オンライン活用法

関連記事:
【登壇資料あり】after/withコロナで働き方はどう変わる?サイボウズ、パーソルキャリアなどが紐解くこれからの企業のゆくえ

笠間氏「テレワークをしていると、普段は気づかないうちに周囲に聞いてもらっていることや、思ったように仕事が進まないストレスなどを自分の中に溜め込みがちです。気楽に繋がる場があることで、仕事にも良い影響が期待できます。」

なぜ中小企業の健康経営が重要なのか?

そもそも、中小企業はなぜ健康経営を推進していくべきなのでしょうか。

健康経営に取り組む優良な法人を選定する制度「健康経営優良法人」の認定を受けることによって企業のイメージが向上し、採用時の人材確保や融資の審査などにも優位だと言います。

健康経営への投資は会社のリスクを減らし、将来の業績アップへ繋がる可能性も大きいのです。

笠間氏「中小企業は、少数精鋭で運営しているところが多いと思います。誰かが調子を崩すと会社にとっても大変なことになってしまいます。中小企業だからこそ、健康経営に取り組む必要があるのです。」

健康経営宣言の作り方

株式会社カサマでは、約6ヶ月で5段階のステップを踏み、健康経営優良法人認定取得のサポートをしています。

笠間氏「健康経営宣言を作るにあたって重要なのは、”健康経営に対する経営者の本気度が伝わるかどうか”」です。

そのためには、以下のようなステップを踏む必要があると話します。

健康経営をすすめるステップ

①健康経営をなぜ導入したいのか、話しやすい第3者に自分の思いを聞いてもらう。その際、レコーダーで録音する。

②語った話の中で、特に強調したいフレーズを健康経営宣言の中で使う。

③幹部に健康経営宣言を読んでもらい、自分の思いが伝わるかどうか、本音のフィードバックをもらう。その後改善する。

健康リーダーの選び方

社内で健康経営推進のカギは健康リーダーの存在です。では、どんなタイプが適材なのでしょうか?

・健康なことが大好きで、健康マニアな方
・「不健康だな・・・」と常日頃、心配している方
・お世話好きで、調整タイプの方

笠間氏「このような方々を、各部署に3名ずつ配置することが理想です。色々なタイプの方々へ健康リーダーを務めてもらい、会社へ意見を反映させて行きましょう。」

サポート企業選定のコツ

健康経営を実現するために、エキスパートの企業から支援を受けることもおすすめだと言います。その際、以下のような視点が重要です。

・健康経営エキスパートアドバイザーの認定資格を持っているかどうか
・会社全体での実績よりも、担当者が今まで何社の健康経営を導入したか
・経営課題の本質に健康経営を活かせるか

笠間氏「自社での運用に不安があるようなら、専門家の知見を借りるのも一つの手です。」

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Writer 執筆者

おかんの給湯室編集部

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