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社員食堂業者・委託・運営会社|運営・比較・メリット

「社員食堂について情報を集めている。詳しく知りたい」

本記事は、そのような企業の人事・労務・社員の健康や従業員満足度向上を願う人たちのための記事です。実は、社員食堂は時代背景から見ても、今、大変注目をされているのです。それは会社側から見てもそうですし、従業員側から見ても、関心度は高まっています。本記事では、食事の福利厚生が注目を浴びる理由から、社食の運営方法、運営会社などを網羅的にまとめているので、忙しいあなたの手間や不安をきっと解消することができるはずです。

食事の福利厚生が注目を浴びる理由

ではまず、なぜ、今、食事の福利厚生が注目を浴びているのか? 社会的な背景から見ていきましょう。

労働人口減少、中途採用市場の活発化

一言で言うなら、労働人口が減少し、また中途採用市場が活発化し、企業側が従業員の定着化のための努力をしないといけないからだといえるでしょう。

どの企業でも人不足となり、採用がとても難しい状況ですよね。さらに、転職市場が活発化し、以前に比べると簡単に転職ができてしまうようになりました。企業も努力を推進しないと労働力を維持することができず、企業の生産力の維持・向上が非常に難しくなっています。だからこそ企業としての「働き方改革」、つまり従業員の満足度、生産性向上などのための取り組みが注目をされているのです。

社会全体的に見ても、少子高齢化、人口減少により、労働人口が減少しています。国立社会保障・人口問題研究所が発表した出生中位推計の結果によると、これからも労働人口は下がる一方だという見込みです。「働き方改革」というのは、このままでは、日本全体の国力・生産力の低下は避けられない問題だとして、日本の将来を予測し、内閣が動き出したものなのです。

このような背景から見ても食事の福利厚生が、今、注目を浴びる理由が掴めてくるのではないでしょうか?

参考:働き方改革まとめ!事例・助成金・メリット情報を網羅

参考:人事必見!従業員エンゲージメントを維持するには「継続」がカギ

食事の福利厚生は従業員からも選ばれている

過去の記事でも、一度調査結果をまとめたことがあるのですが、結論からいうと、食事の福利厚生は従業員からも選ばれているという結果が出ています。

あると嬉しい福利厚生の調査結果

マンパワーグループが2015年に行った調査では、従業員の方があると嬉しい福利厚生は以下の順位でした。

  • 1位:「住宅手当・家賃補助」(48.3%)
  • 2位:「食堂、昼食補助」(33.9%)
  • 3位:「人間ドックなど法定外の健康診断」(33.0%)

「住宅手当・家賃補助」は金額が大きいことから社員に喜ばれることが多いです。「食堂、昼食補助」は毎日の出費が抑えられるだけでなく、社員食堂などがあれば昼食を取るために移動する手間を省くこともできるので2位であることに納得できます。

実際にあって良かった福利厚生の調査結果

そして実際にあった福利厚生でよかったとものは次のとおりです。

  • 1位:「食堂、昼食補助」(17.1%)
  • 2位:「住宅手当・家賃補助」(16.7%)
  • 3位:「余暇施設、宿泊施設・レジャー施設などの割引制度」(14.5%)

先程の1位と2位が入れ替わり、僅差ですが「食堂、昼食補助」がトップになりました。

「住宅手当・家賃補助」は金額こそ大きいものの条件によって受け取れない人もいる反面、「食堂、昼食補助」はほぼすべての社員が毎日利用できるためこのような順位になったと考えられます。

<出典>「会社の福利厚生として良いと思うもの」「実際にあった福利厚生でよかったと思うもの」についてのアンケート

サラリーマンのお小遣い事情

この数字の背景にはサラリーマンのお小遣い事情も関係していると考えられます。

新生銀行が男女2700名を対象に行なった「2017年版 サラリーマンのお小遣い調査」によると、サラリーマンのお小遣い金額は年々減少傾向にあることがわかります。

サラリーマンの昼食代事情

そして減少傾向にあるお小遣いに対して、昼食代は以下のようになっています。

女性の昼食代は大幅に減少しているものの、これまでも大きな変動を繰り返しているため一概に説明することは難しいです。

しかし、男性に関しては比較的に安定しており、お小遣いが減少していても昼食代は一定額確保する必要があることが伺えます。こうした背景を受けて住宅手当や健康診断などの非日常的な福利厚生よりも、食事補助のような日常的な福利厚生の満足度が高いのだと考えられます。

このように食事補助が従業員に喜ばれる福利厚生であることがわかります。

参考:食事補助で手軽に満足度の高い福利厚生を!関連サービスも紹介

社員食堂ってどんなの?

さて、それでは社員食堂について具体的に見ていきたいと思いますが、その前に、そもそも社員食堂とは一体どのようなものを指すのか? について軽く触れておきたいと思います。

社員食堂とは一言で言うと、「企業などの給食施設、またはそのための食堂」です。

一般的には社食(しゃしょく)と略され、呼ばれていますね。事業所の近くに飲食店がなかったり、セキュリティの関係上、業務中に社外に出られない場合に設置されたりします。福利厚生という観点で設置されたりするので、価格設定は一般の外食産業と比べるとやや安め。休憩室・談話室・社内の行事の会場等として、スペースを活用することもあります。

また、東京都庁のように一般にも開放されていることも多い一方、セキュリティ上の問題もあるので、所在を公開することを控えることも少なくないようです。

関連記事:
社員食堂のメリットは?従業員に喜ばれる食事サービス徹底比較

社食の運営方法

それでは、社食の様々な運営方法(運営方式・費用負担・清算方式・供食形態)について見ていきましょう。

運営方式

一口に社員食堂といっても、会社や規模によって様々なスタイルがあります。もしもあなたが、社食の運営を始めることを考えているのなら、最初の仕事は、自社でどのような方式で運用していくのか、どのくらいの規模、どんな雰囲気の社員食堂にするのか、イメージを定めることだといえます。

【運営方式】
①直営方式
企業で直接調理師・栄養士・調理補助などのスタッフを雇用し、会社事業の一環として運営・管理する形態
②準直営方式
給食会社を新たに設立し、その会社に給食業務を運営・管理させる形態
③外部委託方式
事業主が委託した給食業者が給食業務の一部(調理・配膳・食器洗浄)または全てを運営・管理する形態

ちなみに、社員食堂を運用している会社のうち、4割以上が直営方式を採用しています。直営方式を採用する場合は、どのようなスタイルの社員食堂にするのか、さらに自社スタッフで企画していきます。

費用負担

費用の負担については次のような種類があります。

【費用負担】
全額を企業側が負担
直接費(食材費)の一部を喫食者が負担
直接費(食材費)の全部を喫食者が負担
直接費(食材費)の全部と間接費の一部を喫食者が負担
全額を喫食者が負担

清算方式

精算の方式については次のような種類があります。

【清算方式】
現金(食券制のところと、直接支払うところの両方がある)
記名名札式
記名カード式
回数券式
身分証明式

精算方式については、会計の効率化を図るためにキャッシュレス方式を採用したり、食器にRFIDを埋め込み、即時に料金計算を行うなど、種々の工夫を図る企業も現れているようです。

供食形態

供食形態については次のような方式があります。

【供食形態】
定食方式
単一献立方式
一食につき一種類の定食のみのもの。
複数献立方式
複数の定食の中から選択できるもの。
カフェテリア方式
主食・主菜・副菜・汁物・デザートをそれぞれ複数の種類用意し自由に料理を選択できるもの。一般的には20種類から30種類が用意される。
フードコート方式
中央のスペースに複数のファーストフード店が出店した上で共有の座席を設けるもの。
ブランドコンセプト方式
外食産業の1社が1か所に複数のブランドを出店して運営するもの。
弁当方式
弁当を発送してもらう方式。

配膳配食方式

配膳配食の方式については次のような種類があります。

【配膳配食方式】
セルフ方式
喫食者が配膳及び下膳をすべて行う形態
ハーフセルフ方式
喫食者は配膳のみ行い食堂の従業員が下膳する形態
フルサービス方式
食堂の従業員が配膳及び下膳のすべてを行う形態

社員食堂業者・委託・運営会社一覧表

さて、それでは社員食堂業者・委託・運営会社をいくつか見てみましょう。

1. 株式会社魚国総本社

1914年創業の老舗企業。社員食堂・給食事業のパイオニアです。

おいしさや栄養バランス、日々の変化はもちろん、職務特性や強度、属性などに基づく豊かなメニュー、セット・カフェテリア・バイキングといった提供スタイル、そして利用者のコミュニケーションスペースとしての空間開発まで、様々なサービスを提供している強みがあり、多様化するニーズにフレキシブルに対応しています。

サポート方法:外部委託方式

参照:株式会社魚国総本社HP

2. 株式会社レパスト

主に企業の社員食堂や大学等の学生食堂の受託運営事業を行う会社。

株式会社タニタから監修を受けて、タニタ食堂を運営する会社でもあります。また、レストラン経営や医療施設での食事の提供やさまざまな食に関する事業を国内外で展開しています。

サポート方法:外部委託方式

参照:株式会社レパストHP

3. エームサービス株式会社

「食」を中心に様々な分野へとビジネスフィールドを展開、1日120万食を顧客に提供し、飲食業界において日本トップクラスの売上を誇る企業。

社員食堂や病院、学校やスポーツ施設などの給食サービスから施設の運営管理まで、きめ細やかなカスタムメイドのサービスを通じて、顧客の本業をサポートしています。

サポート方法:外部委託方式

参照:エームサービス株式会社HP

4. 株式会社LEOC

社員食堂委託や寮・社内カフェの食事委託など、創業30年以上の委託実績をもとに各企業に合った最適な空間、食事をトータルで提案。

食事は常に新商品を開発し、本格的な美味しさを追求。新築食堂も手掛け、コンセプト、動線、レイアウトの提案も行っている。これまでご支援してきたオフィス・工場・ホテルの社員食堂や研修所・寮・社内カフェなど様々な委託実績を元に、各施設・企業に合ったオリジナルな空間をデザインし、マネジメントすることが可能。

サポート方法:外部委託方式

参照:株式会社LEOC HP

5. 一冨士フードサービス株式会社

1901年創業の老舗企業。コントラクトフードサービスのリーディングカンパニーとして一冨士フードサービス株式会社は食を考え続けて110年。

一冨士フードサービス株式会社は、委託給食のトータルサービスを提供し、未来の元気を創造する会社です。

サポート方法:外部委託方式

参照:一冨士フードサービス株式会社HP

社食以外の選択肢も考えよう

これまで、社食を中心に食事の福利厚生について見てきました。食事の福利厚生について、様々な情報が手に入り、あなたもより前向きな気持ちになってきたのではないかと思います。ですが、物事には良い面もあれば良くない面もあります。あなたが食事の福利厚生を成功させるために、ここであえてきちんと社食のデメリットについてもインプットしておいて欲しいと思います。

社食のデメリット

社食のデメリットとしては以下のものがあると考えられます。

ランチメイン

社食の多くは、ランチがメインです。問題ないという方もいるかと思いますが、外回りをしている人や、働き方が多様になっているので、ランチの時間帯ではない時間に食事を摂りたいという人にとっては社食の活用が難しい場合もあります。

種類や量、健康、おいしさについては企業次第

社食が成功するかどうか、つまり従業員に満足してもらえるかどうかは、企業の努力次第と言わざるをえないことが多いです。特においしいかどうかという点でいうと、社食は「まぁまぁ」とか「ふつー」「微妙」というイメージがある方も多いと思います。また種類の豊富さや、健康な食事であるかどうかについても企業の努力が従業員満足に影響をします。

企業側の導入ハードルが高い

当然ご想像できるかと思いますが、コスト・スペース・手間がかかるため、企業側の導入ハードルは高いです。ですので、社食を含めた様々な選択肢から、まずは社食が自社にとってベストなのか考えてみることをお勧めいたします。

ではここで、社食のデメリットも提示した上で、社食に変わる他の選択肢についても見てみたいと思います。

オフィスコンビニ・設置型サービス

オフィスの空きスペースを活用し、従業員の時間を節約する「設置型サービス」が近年注目を集めています。先ほども見たように、サラリーマンのお財布事情が厳しくなっている以外にも、サラリーマンは「ランチ飲食店、コンビニ大混雑問題」や「時間がなくてゆっくり昼休憩できない問題」、「そもそもランチ取らない人もいる問題」など様々な問題を抱えています。

そんな方が多い職場であれば、企業内に設置するサービスの食事補助も合わせて検討してみてください。福利厚生費として企業が負担をすることで、社食同様従業員が安く利用できるサービスも最近注目を集めています。

メリット

  • 利用タイミングはいつでも可能
  • 設置・導入が簡単
  • 省スペースで大丈夫
  • 量の調整がしやすい

デメリット

  • 多少のスペースが必要
  • 業者が少ない
  • 全国対応しているところとそうでないところがある

オフィスおかん|株式会社おかん

オフィスおかんは“初期費用0″で手軽に始められる新しい食の福利厚生サービスとして注目を集めています。

<参考記事>オフィスおかんの評判・料金・提供エリアは?導入事例や効果を徹底解説

健康的で安心・安全な美味しいお惣菜をオフィスに常備できる社食宅配型のサービスです。オフィスに設置する冷蔵庫と、お皿やお箸などが入った専用ボックスなどは全て貸し出されるので、電子レンジのみの用意で簡単に始められます。

季節の食材やその土地の味を守る地方のお惣菜メーカーが、働く人たちの健康に配慮して丁寧に製造した美味しいお惣菜を、24時間いつでも好きな時に好きな量を1品100円という手軽な値段で食べることができます。

利用エリアは全国。現在3〜5,000人超の従業員規模、1,200社が利用しています。

オフィスファミマ|ファミリーマート

オフィスファミマとは、ファミリーマート店舗や自販機コンビニASDでは出店することが難しい場所に、専用の販売ケースを設置し、“コンビニエンスストアの楽しみと利便性”をより身近に体感できるサービス。

導入にあたって、設置時の費用、ランニングコストはかかりません。寸法分のスペースがあれば大丈夫。

サービスエリアは、2018年8月13日現在、東京都内23区 (一部配送外エリアがあります。)、川崎、横浜のようです。

参照:オフィスファミマ|ファミリーマート

関連記事:
【福利厚生】ランチ補助に最適な”社食サービス”を徹底比較|2018年最新版

仕出し・宅配弁当

先ほど見たように、サラリーマンのお財布事情が厳しくなっている以外にも、サラリーマンは「ランチ飲食店、コンビニ大混雑問題」や「時間がなくてゆっくり昼休憩できない問題」、「そもそもランチ取らない人もいる問題」など様々な問題を抱えています。

そんな方が多い職場であれば、仕出し・宅配弁当を検討してみてはいかがでしょうか? オフィスまでお弁当を届けてくれるため、混雑に悩まされることがなく、しかもランチ代を抑えることもできます。お弁当を買いに行く必要がありませんし、売り切れで食べ損ねる心配もありません。頭を悩ませるランチ問題を一気に解決することができます。

また、社員の健康を促進させる機会としても利用することもできます。オフィスでオーダーをすることで社員が偏った不健康な食事をしていないかを把握し、健康的な食事を推進していくこともできます。宅配弁当サービスには健康的なお弁当を中心に提供しているものもあるので、うまく活用しましょう。

メリット

  • 企業側の費用負担がほぼない(会社側の負担も可能)
  • 健康的なお弁当もある
  • スペースが不要

デメリット

  • やはりランチ中心である
  • 発注の手間がある
  • 量や健康のコントロールは難しい

仕出し・宅配弁当サービスについて2つほどご紹介したいと思います。

シャショクル|スターフェスティバル株式会社

「シャショクル」は、企業の会議室や空いているスペースを活用し、そこでお弁当を販売するデリバリー型の社員食堂サービスです。約4,000種類の弁当から、企業側の要望に沿った弁当のラインナップを選び、毎日宅配をしてくれます。

【特徴】

  • 約4,000種類の弁当の中から献立を考えて、宅配してくれるため、毎日食べてもお弁当に飽きにくく、長期間でも利用しやすい。
  • 利用方法によって、2通りのプランを選べる。

【費用】

  • 利用料金:1食500円~

【対応エリア】

  • 関東・関西を中心に、全国の主要都市

参照:シャショクル – オフィスランチをもっとハッピーに

玉子屋|株式会社玉子屋

「玉子屋」は、1日7万食を都内のオフィスワーカーに提供している人気店です。栄養バランスにこだわり、平均7種類のおかずが入っていながら、450円という低価格を実現しているコスパの良さが人気の秘密です。

【特徴】

  • ネット注文が可能。
  • オフィスの一画を使い、社内販売をすることもできる。さらに、社内販売で売り切れが発生したとしても、近くのオフィスからお弁当を追加転送できる。
  • おかずの数が平均7種類と、彩り豊富なお弁当が食べられる。
  • 最低平均注文数は、一日平均10食以上。

【費用】

  • 利用料金:1食450円~

【対応エリア】

  • 東京都23区、神奈川県

参照:おべんとうの「玉子屋」| 宅配弁当1日平均65,000食!

関連記事:
[サービス集]宅配弁当でオフィスランチ!これでランチ問題を解決!
職場のお弁当でランチ問題を解決!仕出し・宅配弁当を紹介

まとめ

企業の中で、社員の健康や従業員満足度向上を願うあなたにとって、具体的なヒントは手に入りましたでしょうか? 冒頭には、社食が注目される理由を見てきました。健康経営というキーワードも注目を集めるようになり、今後さらにより多くの企業で、社食という従業員満足度を上げるための施策に取り組まれることになることが予想されます。ただ、ご覧頂いてわかる通り、社食には様々な運営方式があります。自社にあった方法を検討される上での有益な情報が手に入り、働く全ての人のライフスタイルが豊かになるように、本記事の内容がお役に立てば幸いです。

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