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2012年と2017年のワークライフバランスランキングを比較してみた

近年、仕事と私生活の両立を表すワークライフバランスという言葉が流行しています。

もしかすると、すでに流行しているという段階から定着した、という段階になっているかもしれません。

かつては、企業のために働くことが第一とされてきましたが、近年では育児や介護など様々な事情から、働くことだけでなく私生活の時間確保、私生活との両立を目指すことに価値観が移りつつあります。そのため、ワークライフバランスを重視する企業は、優秀な人材を獲得しやすいというメリットもあるようです。

そこで今回は、企業のワークライフバランスランキングを向上させるポイントについて解説いたします。

 

ワークライフバランスランキングについて

転職・就職のためのリサーチサイト「Vorkers」(https://www.vorkers.com/award/c/wlb)を運営する株式会社ヴォーカーズが、「働きがいのある企業ランキング2017」を発表しています。このランキングは、「Vorkers」に投稿された「社員・元社員による、働く環境に関する評価点」(全50,731件)を集計し、社員満足度をランキング化したものです。このランキングの中には、「ワークライフバランスランキング」というものも発表されています。

 

■ワークライフバランスランキング トップ10 

(「残業時間(月間)」と「有休消化率」をスコア化し集計)

1 株式会社JALナビア               4.84

2 キャセイパシフィック航空会社      4.79

3 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー 4.74

4 株式会社ジェイアール西日本伊勢丹  4.73

5 NTTファイナンス株式会社         4.70

6 六花亭製菓株式会社                4.69

7 株式会社ショーワ                  4.67

8 ブルームバーグ エル・ピー         4.64

9 株式会社NTTフィールドテクノ     4.60

10 株式会社ドコモCS                4.60

 

この「ワークライフバランスランキング」は、「月間の残業時間」と「有休消化率」をスコア化して集計したものです。残業時間が少なく、有休消化しやすい企業ほど、ランキングが上位になるのです。このランキングは、社員・元社員による企業内部からの評価であり、外部からの評判ではなく、企業内部の実態を正確に表している調査といえるでしょう。

 

ワークライフバランス度ランキングについて

以下の「ワークライフバランス度ランキング」は、日本経済新聞社、日経HR、日経リサーチの共同企画により、2012年に行われたものです。

 

■ワークライフバランス度ランキング トップ10

(https://career.nikkei.co.jp/contents/ranking/hataranking/08/)

1 富士フイルム  48.68

2 ソニー  48.10

3 パナソニック  47.72

4 ダイキン工業  46.93

5 凸版印刷  45.44

6 NTT西日本  45.02

7 NTT東日本  44.72

8 ネスレ日本  44.47

9 東京海上日動火災保険  44.04

10 日立製作所  43.96

 

このランキングは、以下の11項目に対する評価を「企業」と「社員」双方から行い、数値化・集計して作成しています。ワークライフバランスランキングと異なるところは、「企業」側の評価も集計に含まれているところです。

◇勤務地選択制度の状況・利用できる範囲

◇時差勤務制度の状況・利用できる範囲

◇フレックスタイム制度の状況・利用できる範囲

◇在宅勤務制度の状況・利用できる範囲

◇裁量労働制度の状況・利用できる範囲

◇残業禁止日の有無

◇労働時間を短縮するための施策の導入

◇直近1年間で行った制度改定・拡充

◇在宅勤務制度の対象部門の拡充・要件の緩和

◇労働時間を短縮するための施策の拡充

◇2011度の年次有給休暇取得率(%)

 

評価項目を見ても分かる通り、勤務時間や休暇制度を工夫するなどして、働きやすい職場、働きやすい勤務制度を実現しようとしている企業が上位に挙がってきていると言えます。

 

2012年と2017年のランキングを見て気づくこと

これら2つのランキングは集計方法が異なるので、当然ランクイン企業が変わってくるのですが、特徴的なのはどちらの調査にもNTTグループの企業が複数入っているということです。

NTTグループは昔から企業の安定性があるというイメージですが、グループ全体でワークライフバランスの充実にも力を入れているということですね。

 

ワークライフバランスランキングを向上させるポイント

ワークライフバランスに関する2つの調査結果をご紹介しました。双方の調査項目に共通するポイントは、「月間残業時間」「有休消化率」です。この2つの観点での取り組みが、ワークライフバランスを評価する上で非常に重視されています。

残業時間を出来るだけ減らすような取り組みを行い、有休を取得しやすい制度のある企業がワークライフバランスを実現しやすい企業と言えるでしょう。

そして、重要なことは、残業時間を減らす制度、有休を取得しやすい制度を作るだけではなく、実際に制度の運用を行い社員がその制度を活用できる社内雰囲気づくりにあるのです。制度を作っただけでは効果はありません。制度は実際に使われてこそ意味があるのです。社員によって制度が活用されることで、社員による企業内の評価も向上し、ワークライフバランスランキングも向上していくと考えられます。

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