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スープストックトーキョーを運営する株式会社スマイルズの多様なイノベーション事例

株式会社スマイルズが運営しているスープ専門店のチェーン店、スープストックトーキョーは、女性がひとりで入れるファーストフード店として広がり、今や知らない人はいないと思います。

スープストックトウキョウは、元々三菱商事の外食サービス事業ユニット所属の遠山正道氏が社内のベンチャーとして作り出したものです。

企業理念として、『1日1日、一瞬一瞬を大切にして、1人1人がドキドキワクワクしていけるように、これからもみんなで体温をあげちゃおう』と言うユニークな理念をもつ会社です。

実は、スープストックトーキョーの他に、多様な事業展開をしていますが、3年で50の新規事業をつくるという大きな目標を掲げているそうです。

組織としては、新規事業を社内ベンチャーとして立ち上げる組織の中で行われています。社員発案のひとりの思いから、価値と意義を感じた事業に出資されています。

スマイルズのイノベーション事例

ネクタイ専門店giraffe ネクタイには体温がある。カラフルな色柄で、素材もシルエットもさまざまなネクタイは34℃、36℃、38℃、40℃と4段階の体温に分けられています。
Pass THE BATON 現代のセレクトリサイクルショップであり、NEW RECYCLEをコンセプトに、個人から集めた想い出の品物や、すごく愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい。そんな品物を、大切に使ってくれる次の方へ、品物にまつわるストーリーを添えて販売します。
株式会社キャッチボール Soup Stock Tokyoで8店舗の店長が、社内ベンチャーとして独立し、立ち上ラム肉専門店「羊のロッヂ」をオープン。
株式会社Edward スマイルズの社内ベンチャー第1号として2014年設立。現在、新宿にバーtoiletを運営
株式会社my panda 「ツートーン」をコンセプトとしたファッションブランド。
株式会社れもんらいふ  広告、装丁、ファッションブランディング、WEBなど、幅広いチャネルにおけるアートディレクション、デザインを行う
株式会社森岡書店  一冊の本を売る書店、一冊の本とその本にまつわる展示会を常時開催。その他、ブックディレクションや雑誌・ウェブマガジン等での連載執筆なども行っています。

参考元:HPhttp://www.smiles.co.jp/business/

これらの2つの事業は、スマイルズのスープストックに次ぐ事業となっていますが、ネクタイブランドの「giraffe」も、「PASS THE BATON」も利益を出すにはすごく時間がかかっているそうですが、今もまだ継続されています。

多様にイノベーション事例を展開してきたカルチャーとは?

次々と事業を展開している株式会社スマイルですが、こんなにスピーディーに展開できるカルチャーは、一体なんなのでしょうか?その裏側にある想いと、スマイルズが考える会社と人の関係性は何でしょうか?

スマイルズは、決して新規事業を、見込み顧客を考えて展開するのでなく、市場的に考えるのでなく、合理的に考えるのでなく、ただ「やりたいことをやる」というシンプルなことを、当たり前のようにやっているのでした。

もともと「Soup Stock Tokyo」は、女性が1人でも入れるファーストフードチェーンとして、遠山正道代表を立ち上げられています。ここでも、遠山さんの「やりたいことをやるビジネス」でいう信条からでした。

さらに、遠山さんは、語ります。

・『自分事業』という名の元、事業を発信

既成概念や業界の枠にとらわれない。現代の新しい生活の在り方を提案する事業を自らつくっていきます。「なんでこうなっちゃうの?」をキーワードに、世の中の体温を上げていきます。

それが、スープだったり、ネクタイだったり、シーンを創ることはぶれないということです。

 

・小さくても『鋭い作品』を創るカギは、共感

弊社のSoup Stock Tokyo(以下・スープストックトーキョー)やgiraffe(以下・ジラフ)、PASS THE BATON(以下・パスザバトン)が支持されるのか考えると、明確なターゲットという人ではなく、その人の心温まる経験やシーンや、その先にあるインサイトを含めた「文脈」をはじめから意識して作っているからなのではないかと。

実際に遠山氏が書いた事業計画書をみると、ペルソナを意識しつつ、こういうシーンを創りたいと、まるで小説のように書いているのが特徴になっています。

まとめ

遠山氏は、「創業3年で基準を満たした、優等生の事業なんて1つもありません。それでも、ああだこうだ言い合いながらウンウン苦しんで、なんとかなっている」と言います。

また、経営会議では各事業の責任者と常に、「誰がやってるんだっけ?」「なんでやってるんだっけ?」と根本的ななことを常に確認しているんだということです。そうしないと、「儲からない」、「じゃあ終わろう」ということになってしまうということでう。スマイルズにはそういう文化はないということで、個人の想いから個人事業展開を大きく育ている会社でした。そして、アーティストが作品をつくるように、スマイルズという会社はビジネスの作品を作る会社なのでした。