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新規事業を生み出すキーワード『オープンイノベーション』の意味

今イノベーションが必要とされている

技術が発達したいま、日本はすでに経済は成熟しています。将来生き抜くために、イノベーションを起こすことが、いま企業に喫緊の課題として必要とされています。

また、お客さまのニーズが多様化し、高度化する中で、市場の競争は激化し、さらに国境を超えた企業同士の競争も激化しています。イノベーションに対する要求はますます高まり、企業の成長は常に求められていますが、残念ながら企業の規模が大きくなればなるほど、イノベーションが起こりづらく傾向にあります。

また、早く結果を出さないといけない企業は、なかなかリスクを背負うことができず、イノベーションを起こすチャンレンジへのハードルは高くなっています。さらに開発部門の開発期間は短縮される傾向にあり、短期で結果が見えないものに対しては、リソースが限られるのが常です。現場は、常に「やるべきこと」と、「できること」の間にジレンマを感じ、「新しい価値を生み出せ」と言われているおものの、中長期で生み出す新しい価値についてはなかなか理解を得られない現状があります。

これらのギャップを埋めるため、「外部の意見を活用してみよう!」という新たな発想が生まれました。

『オープン・イノベーション』の意味

「社内のマインドセットが追いつかず、スピーディーに動ける組織や人材がいないのなら、必要となる新しい外部の技術やスキルをグローバルに見出し、活用しよう」という新たな発想が生まれました。このような考え方を、『オープン・イノベーション』といいます。

近年、オープン・イノベーションという言葉が流行っていますが、オープン・イノベーションとはいったいなんでしょうか?

ヘンリー・チェスブロウ博士は著書『Open Innovation』の中で、オープンイノベーションを次のように述べています。

「意図的かつ積極的に内部と外部の技術やアイデアなどの資源の流出入を活用し、その結果組織内で創出したイノベーションを組織外に展開する市場機会を増やすこと」

いまの時代は、ニーズ(Need)やウォンツ(Want)を補っているだけでは、新しい付加価値は生み出すことはできません。また、昔ながらのMBAの中での知識だけではイノベーションは起こせません。

現在の新しいイノベーションとは、組織の壁を越え、企業間の垣根を超え、新しい技術やサービスのアイディアが生まれています。また、多様性が求められるこの時代、多様な立場の人の意見を聞くこと、世の中をかけるプラス斬新なアイディから、イノベーションを起こすことです。『オープン・イノベーション』がもたらすメリットは、これまで企業内だけでススメられなかった研究開発やディスカッションを迅速かつ効率的に行えるということです。

一人で悩むよりも仲間の意見を仰ぐことで道が開けるように、企業も”開かれた姿勢”を持つことが推奨されています。

また、もうひとつ大事なことは、受け身の体制でなく、「どんな世界観を世の中打ち出したいのか」というパッションです。

よく「若い起業家達やイノベーターが集まれば、いいアイディアが生まれる、ベンチャー企業とタックをくめば、アイディアが生まれると言われる」が、イノベーションを起こすことは、「創造する」というソール(魂)が必要であり、簡単ではありません。みなさんの周りには、夢を語れるリーダはいるでしょうか? 自分が経験したことのないハードルを超えるチャレンジャーの人はいるでしょうか?

イノベーションの意味:まとめ

現在では、AIやIOTなどのバズワードがはびこる中で、実際に新規事業をほんとうの意味で始動させている企業は、ベンチャー企業以外は少ないのが現状です。

IoTやAIは21世紀を変える力を秘めている一方、オープンイノベーションの下地を早くつくり、「物作りの日本」として高い競争力を誇れるかの瀬戸際で、多くの企業がオープンイノベーションに舵を切れるかは重要なポイントとなりそうです。