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大企業は今どのようにイノベーションを追い求めているのか?

どうして大企業でイノベーションが必要とされているのか

大企業からイノベーションが起きにくくなり、中小企業、スタートアップ企業から、新規の商品や、サービスを作っていく時代に突入しています。アメリカのスピードと比べるとまだまだ衰える日本ですが、年々ビジネスの変化を求められるスピードは加速度を増しています。

「既存のビジネスが成長期を超えて利益が停滞している」

「将来的に市場が飽和していく」

「顧客の多様化している中で新しいものが生みづらくなっている」

など先々既存のビジネスだけでは頭打ちになるのがわかっている大企業が増えています。

大企業にイノベーションを起こす人材が足りない

また、イノベーションを起こせるような有能な人材を社内で発掘・育成できないのも課題です。大企業の型にはめてしまう育成方法、そしてリスクテイカーになれないで大企業では、上司の言うことをうまく聞く社員しか育ちません。そんな人材がイノベーターになれるはずがないのです。

そして、皮肉なことに有能な人材であればあるほど、能力を発揮できない組織、上司との関係、プロセスが必要以上に多い縦割り社会にジレンマを感じ、今後の自己成長の機会喪失から大企業から流出していくのも問題となっています。

大企業がイノベーション起こしにくいわけ

大企業にありがちなアプローチとしては、目標設定型があります。

いわゆる、MBA的なアプローチが主流で動くことが当たり前のように進めようとする傾向あります。価値創造の可能性からのマネタイズというより、マネタイズありきの話が進め方が主となっています。

このようなアプローチはCausation(コーゼーション)といって、ある程度中長期の未来が予測可能であればいいのですが、不確実で未来が予測できない世界においては通用しないと言われています。

イノベーションを求めスタートアップと接点を持ちたい大企業が増えている

外部からの力を借りたいと、「スタートアップ企業と関わりを持ちたい」という願いは一層強くなっていきます。

しかし、スタートアップ企業そのものへの理解が乏しく、またはスタートアップ企業のあり方に歩み寄れない大企業も多いのも事実です。そして、何から手をつけていいのかわからないようであります。

ある調査では、大企業のうち約45%が、10年前と比べて外部との連携を活発化させていることがわかりました。

また、日本経済新聞社が2017年6月にまとめた「社長100人アンケート」では、スタートアップ企業投資に関して「積極的に投資をしたい」「どちらかというと投資をしたい」と前向きな回答を寄せた経営者が44.6%に達しています。

イノベーションへの期待の表れと考えられ、先端技術の多様化やIoTの活用といった課題に対し、技術や人材など社内のリソースだけで対応することが難しくなってきている実情がうかがえます。

参照元:https://jinjibu.jp/keyword/detl/831/

オープンイノベーションの意味とは?

近年、オープンイノベーションという言葉が流行っています。 オープンイノベーションとは、様々な壁を取り払い、自由闊達な意思疎通とコラボレーションを通じて、新しい考え方や技術、サービスを生み出すことです。

言葉を変えると、企業内部と外部のアイデアを組み合わせることで、革新的で新しい価値を創り出すことを目的に生まれたのが、「オープンイノベーション」という考え方です。

ヘンリー・チェスブロー博士によって提唱されたこの考えは、「大企業の成長の行き詰まりや、顧客の多様化の変化に伴うジレンマを解決すべく、外部の開発力やアイデアを活用することで自社の課題を解決し、これまでにない価値を生み出すこと」を意味しています。

社内や取引先にそのようなアイディアやリードする人材がいないのならば、外部からそのアイディア、技術、スキルを見出し、活用していこうというものです。

そして、オープンイノベーションがもたらす最大のメリットは、これまで自社単独で進めていた研究開発を迅速かつ効率的に行えるということです。近年、企業の研究開発では、オープンイノベーションの重要性が求められており、自社の努力では解決できない研究開発上の課題に対して、社外から解決策を見つけ、研究開発を効率化するという動きが広がっています。

もともと日本が本来得意としていたのが、クローズドイノベーションスタイルです。

例えば、自社や自社グループの中だけで研究者を囲い込み、研究開発から製品化、市場開拓までを自前で行う手法が主流でした。ソニーのウォークマンやトヨタ自動車のプリウスといった画期的な製品もそうです。日本のモノづくりは、クローズドイノベーションによる技術革新で世界をリードしてきたのです。

オープンイノベーションを成し遂げる!大企業、スタートアップ企業の両者のメリットとは?

オープンイノベーションを成し遂げるには、大企業、スタートアップ企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

【大企業側】

  1. 企業文化の活性化
  2. プロダクト開発のスピードアップ
  3. 人材リソースの獲得

【スタートアップ企業側】

  1. 有名ブランドネームの活用
  2. 資金の獲得
  3. 市場/顧客の拡大

大企業にとっては、スタートアップ企業とタックを組んで協業することは、メリットが大きいことがわかります。一方で、母体が大きい大企業、歴史がある大企業では、真新しい考え方や、風土を取り入れることはなかなか取り入れにくいののも現状です。特にスタートアップのスピード感、雑感、リスクのとり方は、確実に事業を進めていく大企業、プロセスが長い大企業では、なかなか理解しづらい点もあります。

大企業がイノベーションを起こすには、そもそもスタートアップ企業の定義を理解しよう! 

そもそもスタートアップという企業はどのような企業のことを言うのでしょうか?

スタートアップが盛んなエリアは、サンフランシスコが有名ですが、Twitter, Uber, Airbnb, Pinterest, DropBoxがひしめいています。

btrax社CEOのBrandonは、スタートアップ企業の定義を、このように語っています。

 

新しいビジネスモデルを開発し、ごく短時間のうちに急激な成長とエクジットを狙う事で一獲千金を狙う人々の一時的な集合体

これは、日本が定義している“スタートアップ企業”の定義とは若干異なっています。

日本のスタートアップは、市場が受け入れるユーザーがいることが前提であるビジネスモデルを展開することが多いです。

しかし、twitter, Airbin, Uberを見てみると、

「それって受け入れられないくない?」 と一見みられるようなアイディアが、新しい価値として市場をクリエイトしていくのが特徴です。

つまり、海外で使われる”スタートアップ”という言葉の裏には、先が見えにくい「価値創造」の中に、急激な成長性が期待されています。

また、組織やチーム体制の観点から見ると、スタートアップのチームでは、既存の企業で必要とされる、いわゆる”組織”やシステム、そしてプロセスは存在しないとされています。チーム全体がひとつの価値を創造するために、一丸となって急激なスピードで物事を進めるため、全員が攻めに徹する“完全ぶっこみ型カミカゼチーム”が構成される必要があります。

「オープンイノベーション」の意味とは、決して独り勝ちでない

「オープンイノベーション」に独り勝ちはありません。

社外との連携が深まるほど、多くの貴重な知恵や情報、人材が集まってくる一方、社内からそれらが流出していくリスクも増えていきます。独自技術の漏えいにつながるため、情報公開に対して根強い抵抗がある企業も少なくないのです。また、成果の分配をめぐって交渉が複雑化するケースもあります。

しかし、イノベーションを起こすには、これも必要な投資であるという判断をし、お互いWin-Winの関係性を築くことを心がけたいものです。