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特別なスキルが必要?女性管理職に求められるものとは

一昔前までは男性に対しては男らしさ、女性に対しては女らしさが期待されるのが当たり前でした。女性の立場は男性よりも弱く、選挙に参加する権利もなかったほどです。

ですが男性優遇の考え方はすでに古い考え。今では男女平等の考え方が社会のスタンダードとなっています。

男女平等を唱える人は仕事の場においても多くなり、今や政府が女性管理職の割合を増やそうという動きさえあります。実際に少なくない数の企業が女性を管理職に登用し始めているようです。

このような背景もあり、キャリアウーマンという言葉も生まれ、女性であっても男性と同じようにキャリアを磨いていく人が次々と現れました。自分は男ではないから仕事に打ち込むことができない、という時代ではないのです。

とはいえ誰でも女性管理職を目指せるかといえばそうではありません。女性管理職に必要なスキル、資質とは一体なんなのでしょうか。管理職を目指そうと考えているキャリアウーマンはぜひチェックしてみてください。

 

女性管理職に求められているスキルとは

性別に限らず、管理職に求められているのはチーム全体としての目標の達成です。部下それぞれが行っている業務を把握しておくのは当然ですが、誰よりも詳しくある必要はありません。

部下のパフォーマンスを最大化するスキル

管理職にとって大事な能力は重要なのはチームメンバー、つまり部下の特徴を理解し、高いパーフォーマンスを引き出すことです。自分が動いた方が早い、では部下が育ちません。時には部下自身に考えさせ、重要な判断だけチェックしてあげる姿勢が必要です。

つまり「任せる」ということです。

任せた以上は必要以上に口を挟んではいけません。成功したら部下を褒め、失敗したら共に反省をする、そんなスタンスが重要です。

また、脳の構造上、女性は男性に比べて相手の気持ちを察するのが得意だと言われています。そのため女性管理職には部下の気持ちを汲む能力が求められることがあるかもしれません。男だから、女だから、というステレオタイプに振り回されてはいけませんが、女性が管理職に登用される以上、このような思惑があるかもしれないとは考えておいた方がよいでしょう。

部下に将来的な道を示すスキル

日々の業務のマネジメントは上記の通りですが、それだけでは良い上司、管理職とは言えません。部下が今後どのように成長していきたいのか、どのようなキャリアを歩んでいきたいのか、ということを受け止め、それに対して相談に乗ったり、アドバイスをしたり、時には悩みに対する解決案やヒントを提示してあげたり、ということができることが求められます。

これは特別なスキルのように感じるかもしれませんが、意外とそうではありません。上司部下という関係ではなく、一人の同僚として、相談に乗る、話を聞くというスタンスで接すると良いのではないでしょうか。

過去に自分が上司に相談に乗ってもらって道が拓けた人は、それと同じようにしてあげましょう。もしもそういった経験がない人は、自分なりにいろいろと試行錯誤をしてきたはずですので、そういった経験をシェアしてあげるのが良いと思います。

自分はこうしてきたから、うまくいった、うまくいかなかった、という因果関係や結論の話ではなく、「その過程でどう思ったのか」「どういう意思決定をしてどう思ったのか」というプロセスや感情を共有する方が、相談してきた部下は参考になると思います。

最後に判断をするのは部下ですので、その判断にどれだけ納得感を持てるか、というところに力を貸してあげることが大事です。

 

逆に現場での飛びぬけたスキルがあっても女性管理職になれるとは限らない

現場の第一線で活躍するためには自身の優れたスキルが大変役に立ちます。他の人にはできないことができる、他の人にはない知識があることは大きな強みです。

もしかするとあなたはこれまでそのスキルを大いに活用し、同僚と差をつけていたかもしれません。ですが、現場では一流と言えるような力を発揮していたにもかかわらず、管理職としては平凡ということも往々にしてあります。

先ほども述べた通り、現場で求められる能力と管理職に求められる能力は違います。いくら現場で評価されていたからとはいえ、管理職になってからも同じように動いては評価してもらえません。特に現場で活躍していた人ほど他の人に任せるよりも自分で仕事をした方がいいと考えがちです。

管理職はあくまで管理するのが仕事。マネジメントのスキルも身につけていかなければ空回りするだけになってしまいます。

 

必ず管理職としてのスキルがなければ女性管理職にはなれないのか?

管理職を目指すにあたって、必ずしも特別なスキルが必要なわけではありません。もちろん他の人にはない専門的なスキルがあった方が有利ですし、マネジメントに関して今回ご紹介したようなスキルを持っていれば、会社としては安心してマネジメントを任せられる、と言えます。深い知識を持っている人の方が能力が認められやすいのは当然のことです。

しかし実際には管理職としてふさわしいスキルを全て身につけた人だけが管理職になっていく訳ではありません。

会社としての期待を込めた抜擢や、他のメンバーと比較した上でこの人が最も適任だという判断がされることはよくあります。

管理職になれるかどうかは、自分だけでコントロールできる問題ではありません。管理職として安心して仕事を任せられるようなビジネスパーソンを目指して、日々努力をしていけば、結果として管理職に抜擢されることもある、ということです。

もちろん、女性が管理職になるためには環境も大きな要因となります。女性の社会進出が認められてきたとはいえ、残念ながらいまだに女性は管理職に登用しない暗黙のルールが存在している企業も少なからず存在しています。その壁を突破するのは容易なことではありませんが、どの企業にも「初めての女性管理職」が存在します。諦めず努力を続けていれば、あなたが第1号になる可能性もあります。

 

まとめ

管理職になることを目標とし、管理職になるためにどうするべきか、ということばかり考えていた人は、もしかしたら理想の管理職にはなれないのかもしれません。

管理職になるのを目標とするよりも、いつでも管理職として働けるように自己研鑽に地道に励んだり、他のメンバーからの信頼を得るということを、一歩一歩目指すのが良いのではないでしょうか。