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夜残業の代わりの朝活・朝残業!どんなメリットがある?

朝活という言葉が浸透し、朝型生活を取り入れて朝のメリットを活用している社会人が増えています。企業の労働時間の短縮や削減が課題となっている昨今、朝残業を認め、時短とともに生産性の向上に成功している企業もあります。朝残業の良さと導入のメリットについて紹介します。

 

朝残業の生産性が上がる理由

午前中の仕事は、午後や夕方以降の仕事よりも生産性が高いとよく言われます。その理由を見ていきましょう。

集中できる

8時~18時の一般的な勤務時間が適用されている企業なら、朝6時~7時の始業前のオフィスは静かでしょう。職場のメンバーも外部の顧客や取引先も動き出す前の時間は、電話が掛かってくることも、声を掛けられることも少ないはずです。重要な仕事に集中して取り組めるでしょう。

時間短縮が可能

仕事に集中できることと同時に、通常より早く、質高く仕上げることが可能になるようです。例えばですが、午後に始めれば3時間ほどのまとまった時間が必要なことでも、1、2時間で済ますことができれば、時短できるだけでなく、一日の仕事に余裕を持って取り組めるでしょう。

心身が快活

朝は、睡眠を取った後に一番近い時間です。つまりリチャージした後の一番フレッシュな心身ということ。

誰でも一日経つと程度の差はあっても疲れが生じてきます。朝の時間は、まだ疲れの溜まっていない身体と脳のエネルギーを最大限に活用することができるため生産性が上がるといわれています。

 

朝残業を導入するメリット

朝の早い時間に仕事を開始することを「労働時間」と見なすかどうかは、企業の判断となります。

社員が個々の意向で取り組んでいるケースも少なくないでしょう。朝早い仕事を「残業」と認めることのメリットには以下のようなものがあります。

生産性が上がる

朝の時間と他の時間帯との違いをみると、生産性が向上する理由が見えてきます。夜は社員にとって、帰宅したいと思っていたとしても、時間制限を感じないことが多いようです。夜9時でも、10時でも際限なく続けてしまいダラダラとした進捗になってしまいがちです。

一方で朝の時間であれば、集中して取り組めますし、心理的余裕も生まれることは効率性と創造性を促し、時間対効果の高い仕事が可能なのです。短い時間で質の高い仕事は企業も求めるところではないでしょうか。

夜残業が減る

朝の時間のうちに、とくに時間のかかることや負担の大きい仕事を片付けることができると、全体的に一日、一週間の仕事のスピードが上がり仕事時間の短縮が可能です。これは夜の残業を減らすことにもつながっていくはずです。

夜の残業がもたらすリスクは企業にとっては大きいものです。時間を掛ける割に良い成果につながらないことも多いですし、何より社員の心身面の管理が懸念されるところです。社員の平均労働時間の短縮を目標に掲げる企業にとっては夜残業を減らすという課題も解決できるのです。

 

【事例】伊藤忠商事の朝残業の導入

朝残業を社員に積極的に推奨しているのが伊藤忠商事。大企業、そしてグローバル商社ならではの対策かもしれませんが、生産性を上げる成果が出ている好事例として紹介します。

残業代は支払われている

定刻始業時間前の仕事に対しては朝の残業代として、深夜勤務と同じ割り増しの額が支払われています。

朝食も出されている

定刻始業時間前の時間帯は、サンドイッチやスープ、コーヒーなど、約30種類の軽食を用意。

朝残業を行なう社員に無料で提供しています。

業績にもプラス効果

朝の残業代を社員に支払い、軽食も無料で提供するとなると経費が掛かって返ってマイナスなのでは?という懸念も出てきます。しかし、夜残業が減り、全体的に労働時間の短縮が達成され、結果的には残業代は削減につながっているとのこと。

また、朝食提供、業務効率化の定着は社員のワークライフバランスにも一役買っているようです。生産性の向上を実感する社員も増え、朝残業に切り替える社員は増え続けているようです。

 

まとめ

人には朝型と夜型、それぞれに体質などもあるため、絶対的に朝残業がいい!と言い切れるものではありません。

しかし、残業時間が減らない、生産性が上がらないと悩む組織や人事にとっては一考する価値はあるでしょう。