
国立感染症研究所の調査では、コロナウイルスで集中治療が必要だった患者の5割程度は糖尿病などの基礎疾患があったことが分かっています。従業員の健康ががそのまま経営リスクと直結するwithコロナ時代は、これまでの延長ではなく一歩踏み込んだ新しいアプローチで「社員の健康」を測り、打ち手をとる必要があります。
6月26日(金)に多くの企業様向けに経営課題や組織課題の視点で健康支援を行ってきたHQCTOKYO、OKANの2社にて共催セミナーを開催。各社の考える、今経営者や人事が知っておくべき新しいアプローチや視点についてお話しました。今回はそのレポートをお届けします。
【コロナ対策×健康経営】外出せずにオフィスで健康ランチ

オンラインセミナー登壇企業
第一部 健康診断やストレスチェックでは防げない、次世代の健康危機管理のHow to
株式会社HQCTOKYO
代表取締役 花高凌(はなたか りょう)
1992年、京都出身。iPS細胞で有名な山中伸弥先生の講演で感銘を受け、生物学に興味を持つ。その後、奈良先端科学技術大学院大学に進学。大学院では微生物の遺伝子工学の研究を行う。その後、日本人の健康リテラシーの低下に危機感を持ち、2018年6月に株式会社HQC TOKYOを設立。分子生物学、分子栄養学をベースとした人材教育、そしてtoB向けの健康支援事業を展開。
株式会社HQC TOKYO
第二部 緊急事態を経たニーズ変化から見えるこれからの健康投資
株式会社OKAN
セールスグループ マネージャー 大星 智子(おおぼし ともこ)
愛媛県生まれ。「ぐるなび」「@cosme」で販売促進・広告営業を経験した後、2014年株式会社OKANに2号社員として入社。オフィスおかん事業のセールス立ち上げに携わる。一児の母。
株式会社OKAN
株式会社HQCTOKYO 登壇レポート
第一部 健康診断やストレスチェックでは防げない、次世代の健康危機管理のHow to
株式会社HQCTOKYOは、医療業界の中でも、「未病」「予防」という前例のない分野にもともと挑戦しています。企業として、従業員の「健康」をどう捉えたらいいかを中心に今回はお話します。
従業員の健康は会社の資産です。今まで「従業員の健康資産価値」をあまり考えてこなかったと思います。そこで、この資産がどれほどの価値を持っているかを、まずは知っていただきたいなと思います。
社内にこのような人はいませんか?
・ご飯を食べ過ぎている
・昼間ウトウトしている人がいる
・常にイライラしている人がいる
これは個人の問題だと思っていませんか?改善してほしいけど、個人の健康に対して、会社が色々いうのは難しいので、仕方ないと思っていませんか?
しかし、これからのwithコロナ時代は、こに考え方が非常に危ないものとなってきます。実際に、社内でコロナ感染者が出た場合、主に3つ(スライド右上)のことをまずは行わなければなりません。
また、表にもあるように、基礎疾患(生活習慣病)のある方は、コロナでの致死率が高いというデータも出ています。
このように、基礎疾患がある従業員を多く抱えている企業ほど、リスクが多くなってきています。つまり、個人の健康の問題は会社のリスクに直結してくるのです。
では、どうやって健康改善への行動変容をさせれば良いのしょうか?
まず、人々を「健康への関心の有無・知識の有無」のセグメントで分類するところから始めましょう。
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こんな方におすすめ!
- 従業員の健康に課題を感じている
- リモートワーク中でも健康に働く環境を実現したい
- 健康経営に興味のある経営者
- 従業員の健康への投資について検討している
等をわかりやすく一冊にまとめました!